海外旅行時に使える、学生におすすめのクレジットカードを手数料を含めて解説!

Yuyuki Tanno

学生が海外旅行に行くなら、ぜひクレジットカードを持っていきましょう。海外で現金代わりに活用できるほか、海外旅行保険など便利なサービスも付帯しているからです。
この記事では、旅行先で賢く利用できるおすすめのクレジットカードについて詳しく解説します。

また、旅行先でよりお得に外貨決済ができるWiseデビットカードについても紹介しているので、併せて参考にしてみて下さい。

Wiseデビットカード注目ポイント
  • 40以上の通貨を1アカウントで管理
  • 外貨の支払いを外貨のまま、手数料無料で行える
  • 外貨がなくても、格安の両替手数料で決済
  • 月3万円未満、計2回までの引き出しならATM手数料無料
  • アプリで簡単にお金を管理
  • 海外送金や現地銀行口座情報取得など他にも便利な機能が
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    目次🔖
  • 学生にぴったりの、海外旅行で使えるクレジットカードを選ぶポイント
  • 海外で使える、学生におすすめのクレジットカード5選
  • よりお得に海外で決済をしたいなら:Wiseデビットカード
  • まとめ
  • 学生にぴったりの、海外旅行で使えるクレジットカードを選ぶポイント

    まずは、学生が海外旅行に持っていくべきクレジットカードの選び方から解説します。以下の点に注目して、作成するカードを決めてみてくださいね。

    1.「海外事務手数料」と「海外ATM手数料」

    クレジットカードを海外で利用する際、海外ならではの手数料がかかります。それは「海外事務手数料」と「海外ATM手数料」です。

    海外事務手数料は、カード発行会社(楽天銀行や三井住友銀行など)が設定している、国際ブランド(Visa、Mastercard、American Express、JCBなど)が定める基準レートにさらに上乗せする手数料です。

    それに対して、海外ATM手数料はATMから外貨を引き出すためのコストとされています。

    このうち海外事務手数料がどれくらいかかったのかは、カード利用明細を見るとわかります。一般的に1.5〜3%差し引かれていることが多いため、なるべく手数料の低いカードを利用するのがおすすめです。

    2. 学生向けのクレジットカードか、通常のカードか

    クレジットカードには、学生向けのカードと通常の一般向けカードがあります。このうち学生向けカードはカードが使える利用限度額が低い傾向があるものの、ポイント還元率がアップするなどの特典がついていることがあります。学生向けカードは申込時の審査のハードルも比較的低いため、一般向けカードが作れなかった人にもおすすめできます。

    3. 年会費がかかるかどうか

    クレジットカードには年会費がかかるカードもあります。こうしたカードは海外ラウンジが利用できたり、ポイント還元率が高かったりと、さまざまな特典がついている点がメリットです。しかし会費無料カードもサービスが充実しているため、まずは年会費無料カードから選んでも問題は無いでしょう。

    4. ポイント還元率

    クレジットカードはその利用金額に応じてポイント付与されるものが多いです。ポイント還元率は0.5%だと平均的、1.0%以上は高還元率だといえます。可能であれば、ポイント還元率が1.0%以上のカードを選ぶとより良いかもしれません。

    5. 海外旅行保険がついているか

    クレジットカードの中には、海外でのケガや病気時に適用される海外旅行保険が付帯しているものがあります。カード付帯の保険が利用できれば、別途海外旅行保険に加入せずに済むので、お得だといえるでしょう。

    多くのカードは「利用付帯」といって、カードで旅行代金や航空券の費用などを決済する必要があります。事前に保険が適用される条件を確認しておくのがおすすめです。

    海外で使える、学生におすすめのクレジットカード5選

    海外旅行や留学時に活躍する、学生におすすめのクレジットカードはこちらです。

    カード名カードの種類海外事務手数料 / 海外ATM手数料年会費ポイント還元率
    学生専用ライフカード学生
  • 海外事務手数料: 2.2%¹
  • 海外ATM手数料:1万円以下:110円、1万円超:220円²
  • 無料³0.5%目安(初年度は1.5倍、海外利用時3%のキャッシュバックあり³)
    セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス(R)・カード一般
  • 海外事務手数料:2.0%〜2.2%(国際ブランドによって異なる)⁴
  • 海外ATM手数料:220円⁵
  • 25歳まで無料(26歳以降は年3,300円)⁶通常0.5%(海外利用時は2倍)⁶
    ANA JCBカード(学生用)学生
  • 海外事務手数料:1.6%⁷
  • 海外ATM手数料:記載なし
  • 在学中無料⁸通常0.5%+マイルも貯まる⁸
    エポスカード一般
  • 海外事務手数料:1.63%⁹
  • 海外ATM手数料:1万円以下:110円、1万円超:220円¹⁰
  • 無料¹¹0.5%¹²
    楽天カード一般
  • 海外事務手数料:1.60〜2.0% (国際ブランドによって異なる)¹³
  • 海外ATM手数料:1万円以下:110円、1万円超:220円¹⁴
  • 無料¹⁵1.0%¹⁵

    ※金額はすべて税込表示

    ANA JCBカード(学生用)やエポスカード、楽天カードなどのカードが海外事務手数料が比較的安いので、お得に使えるかもしれませんね。

    1. 学生専用ライフカード

    学生専用ライフカードは、海外旅行保険が自動付帯されている点が強みの学生カードです³。特に条件なく保険が適用されるので、海外に行くなら1枚持っておくとよいでしょう。

    また、通常時のポイント還元率は0.5%程度(ポイントの交換先による)ですが、初年度はこれが1.5倍になります。さらに海外で利用した金額の3%が後日キャッシュバックされるなど、お得な特典が満載のカードといえます。
    しかし、海外事務手数料が2.2%と高いので、注意が必要です。

    学生専用ライフカードの特徴
  • 海外旅行保険が自動付帯
  • 初年度のポイント還元率が1.5倍
  • 海外で利用した金額の3%がキャッシュバックされる
  • 海外事務手数料が2.2%と高め
  • 2. セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

    セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、25歳まで年会費無料で利用できるアメックスカードです。年会費なく利用できるアメックスはなかなかありませんので、学生のうちに使っておきたいカードといえます。

    また、海外で利用した際のポイント還元率が2倍になるため、海外でしっかりと活躍するでしょう。

    海外事務手数料は国際ブランドによって違いますが、2.0%〜2.2%と比較的高額です。

    セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス(R)・カードの特徴
  • 25歳まで年会費無料で利用できる
  • 海外利用時のポイント還元率が2倍
  • 海外事務手数料が2.0%〜2.2%と高め
  • 3. ANA JCBカード(学生用)

    ANA JCBカード(学生用)は、ポイントとマイルを両方貯めたい方におすすめの学生カードです。ポイント還元率は0.5%と平均的ですが、さらにマイルも貯まるので、交換時のレートにもよりますが実質1.0%程度の還元率があるかもしれません。

    また学生の間は年会費がかからないため、海外旅行のためだけに作成してもコストがかかりません。海外事務手数料も1.6%と比較的低いので、極力コストを下げながらお得に買い物したい場合ににぴったりでしょう。

    ANA JCBカード(学生用)の特徴
  • 学生の間は年会費無料で利用できる
  • ポイントとマイルが両方貯まる
  • 海外事務手数料が1.6%と低め
  • 4. エポスカード

    エポスカードは、学生も大人も無料で利用できるカードです。一番の魅力は、海外旅行保険が自動付帯されていること¹¹。無条件で適用されるのは大きなメリットだといえます。

    ネット申込だけでなく、マルイの店頭でも申込手続きや受け取りが可能なので、海外旅行前に急遽作成したいときにも間に合うでしょう。海外事務手数料も1.63%と比較的低くなっています。

    エポスカードの特徴
  • 年会費無料、海外旅行保険が自動付帯
  • マルイ店頭での申込や受け取りが可能
  • 海外事務手数料が1.63%と低め
  • 5. 楽天カード

    楽天カードは、ポイント還元率1.0%以上のお得な年会費無料カードです。学生でも申込可能なので、ぜひ検討してみるとよいでしょう。海外旅行保険は利用付帯のため、楽天カードでの旅行代金や航空券の支払いが必要です¹²。

    海外事務手数料は、JCBが1.6%、MastercardとVISAが1.63%、アメックスが2.0%と、選ぶカードブランドによって異なっています。

    楽天カードの特徴
  • ポイント還元率が1%以上の高還元率カード
  • 学生でも審査可能
  • 海外事務手数料は選ぶカードブランドによって異なる
  • よりお得に海外で決済をしたいなら:Wiseデビットカード

    海外旅行先でクレジットカードを使用すると、どうしても以上のように海外事務手数料などのコストがかかってしまいます。こうしたコストを少しでも削減してお得に買い物をするなら、海外利用に特化したWiseデビットカードを使用するという手段もあります。

    様々な手数料がかかってしまうかもしれないクレジットカードに比べて、Wiseデビットカードなら実際の為替レートと、格安の両替手数料で利用が可能です。

    もしすでに使用したい外貨をWiseアカウントに保有している場合は、両替手数料無料で決済ができます。

    実際にアメリカで10万円分買い物をした場合、海外事務手数料が2.0%のカードを使うと、2,000円が手数料として差し引かれます。しかしWiseデビットカードを使うと、手数料は0.62%の617円しかかかりません。お得に買い物ができることが、わかりますね。

    Wiseデビットカードは、年会費無料で利用でき、日本では発行手数料の1200円だけがかかります。渡航前にWiseアカウントを作成し、Wiseアカウントに入金しておけば、現地ですぐに利用できて便利です。

    しかし、Wiseカードはクレジットカードでは無いため、ポイント還元や海外旅行保険の付帯がつかない点に注意が必要です。

    詳しいWiseデビットカードの使い方やメリットは、[公式] Wiseのデビットカードの使い方やメリットを徹底解説!:実際に社員がイギリスで使用の記事で確認をしてみて下さい。

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    まとめ

    学生が海外旅行に行くなら、事前にクレジットカードを作って持っていくのがおすすめです。その際は、学生向けのお得な特典がついていたり、海外旅行保険が自動付帯していたりと、利用しやすいカードを選ぶと良いでしょう。Wiseデビットカードも両替時のコストを極力抑えられる点でおすすめできます。
    海外旅行をぜひ楽しんでくださいね。


    ソース

    1. ライフカード |「海外ショッピングに関わる事務処理手数料の改定について」
    2. ライフカード |「海外キャッシングでかかる手数料を教えてください。」
    3. ライフカード | 学生専用ライフカード
    4. セゾンカード |「ショッピングご利用の場合の円換算について」
    5. セゾンカード |「海外キャッシング」
    6. セゾンカード | 安心のカードデビューなら
    7. JCBカード |「海外でのカード利用上のご注意」
    8. ANA Inspiration of Japan | 初めてのカードはANAカード学生用
    9. エポスネット |「海外トラベルサービス」
    10. エポスネット | 海外キャッシングサービス
    11. エポスネット | 「年会費無料」のクレジットカードならエポスカード!
    12. エポスネット | エポスポイントについて
    13. 楽天カード |「海外での楽天カードの決済について」
    14. 楽天カード | 海外キャッシング
    15. 楽天カード | 楽天カード
    16. 楽天カード | 海外旅行傷害保険

    *最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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    Yuyuki Tanno
    2023年5月25日 この記事は7分で読めます

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